第1回:Notionを使ったブログ構築の全体像
✅ この記事でわかること
- なぜ「Notion × Next.js × Vercel」でブログを作ろうと思ったか
- 必要な技術やアカウント
- 全体構成とざっくりした流れ
- 初心者がつまずきやすいポイント
🧭 はじめに
副業や発信のためにブログを作ろうと思ったとき、
「WordPressは重いし管理が面倒…でも、技術者ならもっと自由に作れるんじゃないか?」
と思ったのがきっかけでした。
そこで出会ったのが、NotionをCMSとして使って、Next.jsでブログを構築し、Vercelで公開するという構成。
実際にやってみて、「想像以上に自由」で「しっかり運用できる」と感じたので、この記事ではその全体像を紹介します。
※ CMSとは「Content Management System(コンテンツ管理システム)」の略で、ブログやウェブサイトのコンテンツを簡単に作成・管理・公開できるシステムのことです。WordPressも有名なCMSの一つです。
🛠 使用するツールと技術
ツール | 用途 |
---|---|
Notion | 記事の管理・投稿(CMSとして使う) |
Next.js | フロントエンドフレームワーク(ブログのUI) |
Notion API | Notionから記事データを取得する |
GitHub | コードのバージョン管理 |
Vercel | 本番環境としてデプロイ&公開 |
カスタムドメイン | www.ys-magazine-blog.com を設定して独自ブログとして運用 |
🧩 全体の構成イメージ
graph TD;
A["Notionデータベース"] --> |API連携| B["Next.jsブログテンプレート"];
B --> |GitHub連携| C["Vercelで自動デプロイ"];
C --> D["独自ドメインで公開"];
%% スタイリング
style A fill:#fff5f5,stroke:#ff4444
style B fill:#f0f8ff,stroke:#4477ff
style C fill:#f0fff0,stroke:#44aa44
style D fill:#fff0f8,stroke:#ff44aa
📅 構築の流れ(ざっくり)
- Notionでブログ用データベースを作る(Title / Slug / Published など)
- Next.js用テンプレートをGitHubからフォーク
- NotionのIntegrationを作って、API連携
- .env.local で環境変数を設定
- ローカルで表示確認(ここで初めて記事が表示されて感動)
- GitHubへpush → Vercelで自動ビルド
- カスタムドメインを設定して本番公開
⚠️ 初心者が詰まりやすいポイント(実体験)
- ✅ Publishedチェックをつけても記事が表示されない
- ✅ 記事を更新しても反映されない
- ✅ Notion Integrationに更新権限がない
- ✅ プレビュー環境では見れるのに、本番では見れない
- ✅ yarn.lockのエラーでビルド失敗
🔚 まとめ
「Notionを使って自分だけのブログを作る」と聞くと難しそうに見えるけど、
1つ1つのステップを押さえれば、ノーコード寄りでカスタマイズ自由なブログが手に入る。
次回は、実際にNotionとNext.jsを連携して記事を取得し、ローカルで表示するところまでを解説します。
📌 次の記事はこちら
→ 第2回:[Next.jsでNotionブログを表示するまで【API連携〜ローカル確認】]
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